「吉見町ゼロカーボンシティ宣言」を表明しました。

更新日:2021年12月01日

吉見町ゼロカーボンシティ宣言

吉見町は、令和3年12月1日に、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにする「吉見町ゼロカーボンシティ宣言」を表明しました。

宣言内容

近年、地球温暖化が原因とされる気候変動の影響により国内外で、猛暑、豪雨、台風などによる甚大な自然災害が発生しており、私たちの生命や暮らしの安全安心を脅かす「気候危機」と言うべき極めて深刻な事態となっています。

国際社会では、2015年に採択されたパリ協定において、「世界的な平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保つとともに、1.5℃に抑える努力を追求する」とされ、また、2018年に公表された国連の気候変動に関する政府間パネル (IPCC)の特別報告書において、「地球の平均気温上昇を1.5℃に抑えるためには、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにすることが必要」とされています。

我が国においても、2020年10月、第203回臨時国会の所信表明演説において、内閣総理大臣は、「2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」ことを宣言しました。

国内の自治体においても脱炭素に向けた取組が進んでおり、本町においても国際社会の一員としてゼロカーボン社会への取組を推進する必要があります。

吉見町の豊かな自然や田園環境を次世代につなげるため、町民・事業者・行政が一体となり、2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指すことを宣言します。

町長メッセージ

地球温暖化対策に向けた取組として、令和4年度に行う予定の第2次吉見町環境基本計画の見直しにおいて、二酸化炭素排出量実質ゼロに向けた具体的な施策を位置づけ、積極的に地球温暖化対策を推進します。第六次吉見町総合振興計画の将来像「未来へつなぐ みんなで 安心して暮らせるまち よしみ」を実現するためには、吉見町が一体となり、まずはできることから始めていくことが大切になります。町の豊かな自然や田園環境を次世代につなげるため、町民の皆さんの御理解・御協力をお願いいたします。

sengen

「吉見町ゼロカーボンシティ」宣言文(PDF)

環境大臣からのメッセージ(PDF)

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埼玉県比企郡吉見町大字下細谷411

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