イネカメムシ

更新日:2025年02月07日

イネカメムシについて

近年、斑点米カメムシ類のうちイネカメムシの発生が拡大傾向にあります。イネカメムシは、斑点米及び不稔米を発生させる恐れがあり、発生量が多いと大幅な減収となる可能性があります。

7月頃から水田に飛来し、穂を加害するため、ほ場での発生状況を確認し、適期防除を実施しましょう。

イネカメムシ

穂を加害するイネカメムシ成虫(画像:埼玉県農産物安全課HP)

不稔米

イネカメムシによる斑点米(画像:埼玉県農産物安全課HP)

● 初発の把握

水田への飛来は7月上旬頃に見られるため、6月下旬以降暑い日が続いた後は注意深く水田を観察し、初発を把握します。

● 薬剤防除

出穂期から穂揃い期に1回目の薬剤散布、穂揃い期の7から10日後に2回目の薬剤散布を行います。

● 収穫後の耕うん

虫の生育場所を残さないため、収穫後は速やかに耕うんします。

 

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