クビアカツヤカミキリの駆除にご協力をお願いします。
クビアカツヤカミキリは、中国、モンゴル、朝鮮半島、台湾、ベトナムに生息する2.5センチメートルから4センチメートル程度の昆虫です。主にサクラをはじめとするバラ科の樹木(モモ、ウメ等)に寄生し、6月から8月ごろに成虫になります。
繁殖力がとても強く、また、食害による枯死や倒木を引き起こすなど影響が大きいことから、現在では、外来生物法の『特定外来生物』に指定され、飼育、販売などが禁止されています。吉見町においても、7月中に被害の発生が確認されています。
主な特徴
- 体長は2.5~4cm。体長と同じかそれ以上の長さの触角を持つ
- 体全体が光沢のある黒色で、前胸背板は明赤色
- 1匹の雌が平均350個、多ければ1,000個近くの卵を産む
- 6~8月にかけてサクラ等に産卵し、孵化した幼虫が内部を食害し、枯死させる
※食害に伴い、フラス(木屑・糞の混合物)が排出される - 孵化して約2年をかけて成虫となり、幹から脱出する
クビアカツヤカミキリ(成虫)
排出されたフラス(木屑・糞の混合物)
クビアカツヤカミキリを見つけたら
所有する土地、施設の付近に植えているサクラ等に本種を発見しましたら、被害拡大防止のため駆除をお願いします。ご不明な点がありましたら、環境課へご連絡ください。
また、埼玉県においても情報を発信しております。詳しくは、次のリンクをご覧ください。
この記事に関するお問い合わせ先
環境課 環境衛生係
〒355-0192
埼玉県比企郡吉見町大字下細谷411
電話番号:0493-63-5017
ファックス:0493-54-4970
更新日:2021年07月30日