アメリカオニアザミにご注意ください

更新日:2022年05月26日

 アメリカオニアザミは繁殖力が強く、その土地にもともとあった植物の生息場所を占領する可能性のある、【生態系被害防止外来種】に指定されています。

地域の自然環境などに被害を与えないためにも、駆除する必要があります。

土地の所有者・管理者が自身の所有地・管理地で見掛けた場合は、大きくなる前に抜き取って処分してください。

また、アメリカオニアザミは固く鋭いとげを持っており、うかつに触ると危険なため、処分の際には注意が必要です。

主な特徴

  • 開花時期は7月から10月ごろ。高さは0.5mから1.5mまで成長する
  • 花の色は薄い赤紫色。種子はタンポポのように綿毛で風に乗って拡散する
  • 葉の全体に硬く鋭いトゲがある

アメリカオニアザミ(開花後)

アメリカオニアザミ(開花後)

 

駆除のポイント

  1. 花が咲く前に(種子を付ける前の対策が効果的です)
  2. 根っこごと(多年草なので、根が残っていると再生してしまいます)
  3. スコップなどを利用(トゲが鋭いため、手で引き抜く際は手袋を着用してください。また、スコップなどで周辺の土ごと掘り返すのも有効です)
  4. 駆除後の種子の飛散にも注意を(駆除した個体をそのまま放置しておくと種子が飛散することもあるため、駆除後は袋に入れて腐らせるなど、トゲが危なくないようにしてから「燃えるごみ」として処分するようお願いします)

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