ナガミヒナゲシについて
ヨーロッパ地中海原産の1年草で、4月から6月に、淡いオレンジ色の花を咲かせます。繁殖力が強く、一個体から100個の実をつけることもあるため、多い個体では最大で15万粒の種子を持っています。
現在、特定外来生物・生態系被害防止外来種等の指定はありませんが、他の植物の育成を妨げる成分を含んだ物質を根から出すことから、在来の植物の生態系等に影響を及ぼすことが危惧されております。
主な特徴
- 開花時期は4月から6月ごろ。高さは0.2mから0.6mまで成長する
- 花の色はオレンジ色。果実は細長く、中には芥子粒の大きさの種子が入っている
- 種は秋に発芽してロゼット((注意))で越冬するものと、翌春に発芽するものとに分かれる
(注意)葉を地面に放射状にぺったりつけている状態をロゼットと言います。
ナガミヒナゲシ(開花後)
駆除のポイント
- 花が咲く前に(種子を付ける前の対策が効果的です)
- 手袋をつけて(素手で触れると手がかぶれる可能性があります)
- 根っこごと(種が飛ばないようごみ袋に入れて密封します)
- 駆除する(可燃ごみとしてお出しください)
関連リンク
この記事に関するお問い合わせ先
環境課 環境衛生係
〒355-0192
埼玉県比企郡吉見町大字下細谷411
電話番号:0493-63-5017
ファックス:0493-54-4970
更新日:2022年05月26日