特定健診・特定保健指導

更新日:2024年03月08日

健康づくりのために

 心臓病や脳卒中、糖尿病などの生活習慣病を引き起こすメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の予防、解消のために、特定健康診査・特定保健指導を行っています。


健康づくりのために、健康で暮らせるように、多くの人に特定健診を受けてほしいと考え、いろいろと取り組みを行ってきました。

しかし、吉見町国民健康保険(町国保)が実施した特定健診の受診率は国が定める目標を大きく下回っています。

メタボリックシンドロームとは

内臓脂肪型肥満の人が、高血糖、高血圧、脂質異常のうち2つ以上をあわせ持った状態がメタボリックシンドロームです。

メタボリックシンドロームになると、動脈硬化が進行し、心臓病や脳卒中、糖尿病などの発症につながります。
メタボリックシンドロームは、不規則な食生活、運動不足、喫煙習慣などの不健康な生活習慣が原因です。

メタボリックシンドロームを予防するために

特定健康診査・特定保健指導では、メタボリックシンドロームの予備群を早期に発見し進行を予防するとともに、すでにメタボリックシンドロームになっている人の重症化を防ぐことを目的としています。
自覚症状がない生活習慣病を予防するには、まず健診を受けて健康状態を確認することが大切です。

毎年受診することで、数値の変化に早く気付き、予防対策を取ることができます。

健康づくりのために、健康で暮らせるように、健診のさらなる充実、周知などに取り組み、受診率を向上させる取り組みを進めます。
ぜひ、「時間がないから」、「心配なときは病院に行くからだいじょうぶ」と言わず、今年こそ、受診してください。
 自分自身の健康のために、そして大切な人のために…。

(注意)集団健診と個別健診、人間ドックを重複受診された場合は自己負担分をご負担いただきますのでご注意ください。

特定健診を受診しましょう

特定健診を受診しましょう。

個別健診受診期間6月1日から12月25日まで

 

特定保健指導

 健康結果が「動機づけ支援」・「積極的支援」になった方には、医師・保健師・管理栄養士などの専門家による生活習慣改善のための保健指導が行われます。生活習慣改善の必要度に応じて、受診者本人のライフスタイルに合わせた保健指導が受けられます。

動機づけ支援

 自分の生活習慣の改善点や実践していく行動などに気づき、自ら目標を設定し、行動に移すことができるように支援します。

積極的支援

 生活習慣改善に向けて取り組むべき目標や実践が可能な行動目標を自ら選択し、継続的に実行できるように支援します。

CKD(慢性腎臓病)を予防しましょう

CKD(慢性腎臓病)とは、尿にタンパク質や血液が混じるなど腎臓の機能に異常をきたす病気です。自覚症状がないまま進行し、心臓病や脳血管疾患を引き起こしやすくなります。また、腎臓が正常に働かず体内の老廃物を除去できなくなることで、人工透析や腎移植を必要とすることもある怖い病気です。

成人の8人に1人(全国約1300万人)がCKD(慢性腎臓病)となっています。 CKD(慢性腎臓病)の発症には、糖尿病、高血圧、肥満やメタボリックシンドロームなどの生活習慣病が大きく影響しています。 

CKD(慢性腎臓病)を予防するためには

1 健診結果から腎臓の働きを確認する

・特定健診等の血液検査「血清クレアチニン値」eGFR60㎖/分/1.73平方メートル)未満

2 生活習慣を見直そう ・塩分を摂りすぎない

・腹八分目でよくかんで食べる

・栄養バランスをよく考える

・お酒は適量に、飲みすぎは禁物

・禁煙する

 

セルフメディケーションのおすすめ

セルフメディケーションとは

WHO(世界保健機関)は「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」と定義しています。

具体的な取り組みは

(1)健康的な生活を送る

バランスの取れた食事、適度な運動、十分な睡眠を取り、日ごろから体調管理をしましょう。

また、定期的に体の状態を知り(体重、腹囲、血圧測定)、年に1回は健診を受けて健康状態を確認しましょう。

(2)健診結果やお薬手帳を活用する

健診結果を確認し、基準値から外れている項目がある場合には、生活習慣を改善しましょう。

また、医療機関への受診が必要な場合は、健診結果を持って早めに受診しましょう。 ふだん通院している場合は、次回受診時に健診結果をかかりつけ医に見てもらいましょう。

薬の重複や飲み合わせによる副作用を防ぐためにも、お薬手帳は1冊にまとめて記録しましょう。

(3)OTC医薬品(処方箋がなくても購入できる医薬品)を上手に利用しましょう

医師の診療を受けなくても大丈夫な軽度な病気やケガの場合は、薬局などでOTC医薬品を購入して利用しましょう。

なお、OTC医薬品を利用する時にも用法・用量を守り、正しく利用しましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

町民健康課 保険年金係

〒355-0192
埼玉県比企郡吉見町大字下細谷411

電話番号:0493-63-5011 

ファックス:0493-54-4970